中庭から各部屋に光を取り入れる住宅の間取り図

今回紹介する間取りは33坪3 LDK の中庭のある平屋の間取りです。

玄関ホールを入るとシューズクロークとカウンター式の下足箱があります。

玄関の正面には窓があって奥行きの深い中庭があります。

この中庭はダイニングの南側に配置されており、
ダイニングの方に光を入れるためにあります。

その中庭に対して寝室8畳にも光を入れることができます。

通常だと西側からしか窓が取れないところを
東から光を入れるといったことができています。

そしてリビングの方から廊下を通って各部屋に行きますが
その廊下の所にも光を入れるといったことができます。

ですのでいろいろな場所が光で明るくなり、
開放的な空間を得ることができます。

外側に向けて窓を取るのではなくて、
内側に向けて窓を取るといったことができています。

玄関から北側に入っていくと広いトイレがあります。

カウンター付手洗器があり下が収納になってるような
ゆとりがあって広いのでゆっくりすることができます。

洗面脱衣室は2.5畳で浴室の方は一坪タイプの2畳です。

ダイニングは12畳でリビングとそれぞれ別々に独立しています。

キッチンの方はパントリー収納が2.5畳で収納量も豊富になっています。

リビングの方はダイニングと別にして、場所が分けられてます。

南の方に窓が取られていて、広さは8畳です。

リビングの西側の方には納戸と子供部屋の想定の洋室6畳が2部屋あります。

その内の一部屋にはウォークインクローゼットが付いてます。

洋室6畳は南の方に窓があるので明るい部屋になっています。

そして寝室の方は8畳の部屋にウォークインクローゼットが2.5畳あり
そして東側に玄関から見た中庭、ダイニングから見た中庭の方に対して
東に窓が取ってあって奥行きと明るさを感じることができます。

今回のは間取りのポイントは中庭を設けることによって
西側の奥に配置されている場所や廊下の部分に
明るい光を取り込むことができています。

そんなに大きなスペースでありませんけれども
各部屋が十分に広くなるような工夫がされています。

そして洗面の方も広く余裕があります。

延べ床面積も33坪と広くないので価格も抑えられます。



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間取りの依頼方法

平屋の需要が増える理由

 

最近特に増えているのが平屋の需要です。
子供が独立した後にもう一度建て替えする夫婦が選ぶのが平屋の間取りです。

夫婦でなくても一人住まいやディンクスなど
2階建てで予算オーバーで部屋が余るよりも

コンパクトで低予算の平屋を望むのです。

参考の間取りは30坪の4LDKの間取りです。
4LDKでありながら30坪で2階建て35坪からすると
5坪も小さい間取りなのです。
それでも2部屋はゲストルームか
家族が泊りに来る部屋ぐらいにしか使いません。
一部屋もしくは二部屋なくしていけば
リビングダイニングをさらに大きくすることもできます。

いずれにせよマンションでは得られない解放感
全部の天井を高くできますから、
満足感は倍になるでしょう。



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プロフィール

間取りデータバンク設計担当。間取りデータバンクにて無料のプランニングサービスを15年勤めています。一級建築士。DLF一級建築士事務所。YOUTUBE間取りチャンネル運営。老後の住まいの間取り、夫婦二人の住まい、ディンクス、シングルの間取りを作成提供しています。

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