中庭で全室南窓になった平屋の間取り例

参考のプランは27坪の中庭のある平屋の間取りです。

南の明るい光が好きな方は多いと思います。

敷地の南側にすべての部屋を面したいのだけど、
個室もリビングダイニングもすべて南向きの窓があるような
配置にできない敷地も多いのではないでしょうか?

そのようなときに中庭と言う解決方法があります。

参考の平屋の間取りでは南の庭に洋室が3室面しています。
そのことでリビングダイニングキッチンは北側に配置することになりました。

通常だと東や西、北側の窓だけになりますが
平屋の場合天窓をつけると言う方法があります。

ただ、メンテナンスや雨漏りの不安
強すぎる光の理由から天窓が嫌いと言う
施主や設計者や施工者もいます。

天窓をつけずに南の光をリビングに入れようとすると
LDKの南側に中庭を配置すると言う方法があります。

参考の間取りではLDKの南に中庭を配置することで
南からの光をダイニングに取り込むことができています。

また、玄関ホールを入るとすぐ中庭があるので
広く明るい玄関にすることができています。

さらにベッドルームや洗面脱衣室などをつなぐ廊下も明るくなり、
家全体を回遊できるような動線を実現しています。



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間取りの依頼方法

平屋の需要が増える理由

 

最近特に増えているのが平屋の需要です。
子供が独立した後にもう一度建て替えする夫婦が選ぶのが平屋の間取りです。

夫婦でなくても一人住まいやディンクスなど
2階建てで予算オーバーで部屋が余るよりも

コンパクトで低予算の平屋を望むのです。

参考の間取りは30坪の4LDKの間取りです。
4LDKでありながら30坪で2階建て35坪からすると
5坪も小さい間取りなのです。
それでも2部屋はゲストルームか
家族が泊りに来る部屋ぐらいにしか使いません。
一部屋もしくは二部屋なくしていけば
リビングダイニングをさらに大きくすることもできます。

いずれにせよマンションでは得られない解放感
全部の天井を高くできますから、
満足感は倍になるでしょう。



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プロフィール

間取りデータバンク設計担当。間取りデータバンクにて無料のプランニングサービスを15年勤めています。一級建築士。DLF一級建築士事務所。YOUTUBE間取りチャンネル運営。老後の住まいの間取り、夫婦二人の住まい、ディンクス、シングルの間取りを作成提供しています。

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